ニューカレドニアダイビングにおける
品質と責任のチャート

ニューカレドニアのダイビングショップは、環境への配慮、アクティビティの安全性、サービスの質などにおいて、厳しい基準と規定を課する’品質と責任のチャート’を、取り入れることを決定。
このチャートは、観光ダイビング産業の質的な発展だけではなく、珊瑚礁の持つ大きな育成と保護への可能性を持つダイビングポイントの多様性と豊かさを守ること、相互協力的に働きやすくすることも課す。
このチャートにそってダイビングショップを選ぶことにより、すべての人への利益を保ち続けられるのである。

私たち、ダイビングショップの基準:

基準1:海底に珊瑚や海洋生物、植物のない砂地以外のダイブサイトでは、絶対にアンカーを使わない。
基準2:ダイビング中、すべての生物、植物への接触を避ける。
基準3:環境破壊を防ぐため、フィンの使い方に注意し、バックアップ空気源やその他のものが接触しないよう気をつける。
基準4:すべてのレベルのダイバーに生物、植物生命を守ることの関心を促し、厳しく義務づける
基準5:珊瑚礁域で通常見られる生物、植物の資料をダイバーに提供する(図鑑、巣中スレートなど)
基準6:海洋投棄を防ぐため、ボート上にゴミ箱を設置する
基準7:ダイビング中は、ボート上にサポート要員をおき、緊急時に備え酸素を用意しておく
基準8:水中のダイバーの位置を把握、監視し、近寄りすぎない。ドリフトダイビング中はダイバーグループについて行き、水中での存在と位置を他のボートに知らせる。
基準9:ダイバーが明瞭に理解できる言語を使用し、ダイビングのブリーフィング、デブリーフィングを行う。
基準10:個人で加入している更新済みの保険のない限り、減圧不要潜水のみ許される。
基準11:更新済みの保険の重要性をダイバーに知らせる。
基準12:ダイビング用の特別な免責同意書の記入をダイバーに義務づけ、ダイビング活動の実施のされ方について明確にする。
基準13:信用のおける器材をダイバーに提供し、常に予備の器材セット(フルタンク、BCD、レギュレーター)を用意しておく。
基準14:ダイバー各個人の器材とカバンのきちんとした置き場所をボート上で提供する。
基準15:地域の法と規則を厳守する。
基準16:水面休息時間に、ダイバーに飲み物を無料で提供する。
基準17:他のダイビングショップとその利益を尊重するため、’フェアプレイ’精神により活動する。
基準18:各ダイビングショップは、チャートと共にインストラクター資格とダイビング料金を明確に提示する。

各ダイバー、各ダイビングショップ、各ダイビング協会は、すべての政府組織(政府観光局、州、都市、ダイビング機関など)の協力によって活動を保証されている。メンバーの中でこのチャートに同意しないものがいれば、文書による説明が必要とされる。またチャートに違反することがあれば、メンバーの決定により、厳重注意が届く、もしくは除籍となる。

署名:
(署名は、内容を良く読み理解したことを証明する)

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